屋上から見る空模様
建設現場の屋上からは周りの天気が良く見えます。
日頃建物の屋上、屋根の上などに登る機会がある人はそんなに多く無いと思う。
建設業の人間にとっては屋上に上がることはそう珍しくもないので、屋上で仕事をする人は周りの天気を見ながら仕事を進めていくことも多い。
天気予報も今では良く当たるけど、少し前まではなかなか信用しきらずに実際の空を見ながら仕事をしたもんです。
雨が降っている所は、雲の下にうっすら黒い影があって、その影は揺れていたりして、見ればすぐにあそこは降ってるなと分かります。
その雲が近づいてきているのであれば、すぐに片付けて雨に備えてました。
雲というのは、雨が降る前に段々と底(地上側)の方が黒くなってきます。
雲の中の水蒸気(水分)が増えてきて、水は重いから底の方に降りてきて、その水を雲が支えきれなくなって地上に雨となって落ちてくると。
雲の水蒸気の水分量が多くなると光を通しづらくなるので、黒い色になるそうです。
雲が全体的に黒っぽくなったということは、雲の水分量が上がっていて、さらにそれが底の方に降りてきて、持ちきれなくなった水分が降るという流れみたいです。
もうすぐ降るなーみたいな雲は灰色で、底が黒くなってますね。
必ず地上まで水が落ちるということではなく、途中で蒸発することもあるみたいですね。
夏になるとゲリラ豪雨が発生しますね。
積乱雲は夏らしい雲ですが、ゲリラ豪雨もその積乱雲によって起こります。
積乱雲の寿命は短くて、数時間で消えてしまうそうなんですが、ゲリラ豪雨は1時間とかで消えていきます。その間にもの凄い雨を降らせますよね。
15年ほど前ですが、ゲリラ豪雨が毎日のように降ったことがあって、どれだけ晴れていても必ず夕立ちが来て、しかも天気予報では晴れ予報なのでかなり困りました。
本当に夏の間はほとんど夕立ちが来ましたね。
地域的な特徴だと思うので、今でもその辺りで夏に仕事する時は細心の注意をして仕事をやっています。
積乱雲は爆発的に成長したりして、その成長していく時に、雲の中で摩擦が発生して雷が発生、落ちてきたりします。
そういえば仕事してた建物に雷が落ちたことがありました。
建物が揺れましたね。避雷針も黒く焦げちゃって。
積乱雲がみるみる大きくなっていく様子も屋上からは見えます。
でもすぐそこの様にに見えても実際の雲はめちゃくちゃ遠く(300キロとか)にあったりします。
虹も良く見えますね。
虹は2本セットでよく出ます。主虹と副虹と言うそうで、珍しいそうですが結構2本出てるイメージだけどなー。
2本の間は暗くなっていて、
「アレキサンダーズダークバンド」
っていうそうです。
2本の配色の影響で目の錯覚で暗く見える、ということです。
マジで2本セットが普通なんじゃ?と思う程良くセットで見るから、虹を見かけたらもう一本も目を凝らして見つけてほしいですね。
幸運のサインらしいですよー