建設業で独立するには
建設業で独立する場合、独立の仕方によって資金や初期の仕事の取り方などに結構違いが出てきます。
職種によっても工具代や車が必要か、などでも初期費用に大きく違いが出ます。
そもそも一人で出来ない工事もあるので、その場合は最初から従業員の人件費が必要なこともありますね。
法人である必要はあまり無いので、個人事業主からスタートする人がほとんどだと思います。
初期費用の安い職種では、車は必要ありません。
工具も電動工具などの高い物は必要なく、細かい道具のみで、現在持っている道具のみで独立出来る職種もあります。
まぁ大体そういった簡単に独立出来る職種はあまり儲かりにくいですね。
初期費用がかかる工事ほど儲かる傾向にあります。
ただこれは建設だけでなく一般的にも言えることですね。
ほとんどの工種では、車が必要なのと、工具に20〜100万くらいですかね。それくらい有れば
独立出来ます。
支払いは締日から45日後とかが私の周りでは多いですね。ですので2ヶ月生活出来る生活費も必要です。
道具は独立後に段々と揃えていけば問題なしです。
道具の足りない分は腕と知識で補いましょう。
仕事の取り方ですが、普通は独立すると仕事関係の方からすぐに連絡が来て仕事が来ます。
自分の出来るスケジュール以上に連絡が来て、ひたすら断らなきゃいけなくてびっくりしますね。
仕事は営業するのでは無く、あちらからやって来ます。
そもそも普通は職人が独立する頃には仕事も出来るはずで、もし独立直後に仕事が来ないのであれば、自分の仕事と人との接し方に問題が無いか真剣に考える必要がありそうですね。
仕事が来なくて、更に営業が苦手でも、今は仕事のマッチングアプリなどもありますからそこから真面目に取り組めば問題無いはずです。
建設業は比較的に仕事が取りやすい業界だと思います。
ライバルになる相手も数人程度の会社がほとんどですから大手にやられることもないし、年に何度も圧倒的な人手不足が起きますので。
請求書は今でも手書きの人もいます。
パソコンが使えないなどで仕事に不利もありません。
何でこんな人が独立してんだ?ってレベルの人も結構多く居ます。
そんな人でもやっていけてます。
仕事が出来るか、仕事に対して真面目か。このどちらかであれば全く問題なく続けていけるでしょう。
どちらも兼ね備えていれば、引っ張りだこです。
そんな業界です。
是非建設業の真面目な職人さんは独立してみて欲しいですね。